hazimayo’s blog きままにヨーロッパ

ヨーロッパを思いのままに旅します。

マッターホルン・グレッシャー・パラダイス

マッターホルン・グレッシャー・パラダイス・・・ロープウェイで行く標高3883メートルのヨーロッパで一番高い展望台。万年雪と氷河の世界が目の前に広がり、そのテオドール氷河では通年スキーを楽しむことができる。

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この日はツェルマットからロープウェイを乗り継いでマッターホルン・グレッシャー・パラダイスへ向かいました。


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ツェルマットのロープウェイ乗り場付近からのマッターホルン

自分はツェルマットからならここからのマッターホルンが1番好きです。

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ロープウェイに乗ってどんどんマッターホルンに近づいていきます。

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途中からは遠ざかって行きます。

見る角度が変わり初めて見るマッターホルンの形を楽しみます。

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振り返るとツェルマットの街が見えます。

谷に沿って長細い街です。

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標高2939mのトロッケナーシュテク駅から一気に1000m弱を氷河の上を越えながらロープウェイで上がりマッターホルン・グレッシャー・パラダイス駅に到着。

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目の前にはスキー場があり、スキーを楽しむ人もたくさんいます。

この日は晴れていましたが風が強くとても寒かったのを覚えています。

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反対側はこの景色。ちなみにマッターホルンは一番真ん中です。

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この高さまでくるとマッターホルンを同じ目線で見られます。

ただ形は綺麗ではないです。

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これがブライトホルン。

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登頂隊が雪の上を歩いているのが見えます。

雪が崩れたらと思うととても怖い、、、

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ブライトホルンにはここグレッシャー・パラダイスから行けます。

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雪の上に一筋の線が見えわかりやすいです。遠くには雲の波が見えます。今ここは雲よりは上にいるようです。

 

ちなみにここ天候の悪い別日に行ったときは軽い高山病になりました。笑

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その時に初めてこの標識に気付きました。

外国にしては注意書きがあってびっくりしました。

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この時は風速28mの吹雪で視界がほとんどなく気温も-7℃でした。

まず、日本ではこの天候でロープウェイの運行はしないはず。しかし普通に運行してました(^-^;

ただ、強風で出発するタイミングを待つことはありました。

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吹き付ける雪は凍りついてました。

この状況で気温5℃程度が限界の服装で来てしまったのでめちゃめちゃ寒かったです。笑

 

戻りのロープウェイを待つ時間がけっこうあり、寒そうにしている自分を係りの人が見つけ管理室に入れてくれました。

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ここは暖房があって助かりました。

弱高山病もここで回復しました。

 

というマッターホルン・グレッシャー・パラダイスをあとにして、1つ下のトロッケナーシュテク駅へ。

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トロッケナーシュテク駅からはマッターホルンに向かってハイキングし、シュヴァルツゼー駅を目指します。

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このハイキングコースでは大小たくさんの湖を見ることができます。

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このように氷河が溶けて湖を造ってます。

雪解け水は泥水のような色をしていて綺麗ではありません。

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雪解け水が造る川もたくさんあります。

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地面が変わった色をしていました。

焦げた石のように見えます。

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荒涼とした道を歩いて行きます。

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マッターホルンの麓まで意外に距離があり、なかなかたどり着きません。

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途中、分かりづらい道もありますがこの目印を探して進みます。

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反対方向から来る人とすれ違いました。

こういう道で人と会うとなんだか安心します。笑

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やっとのことでマッターホルンの麓に到着。

麓の砂地には大きな穴がいくつか空いてました。

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そしてマッターホルンの右肩(右の稜線上)にはヘルンリヒュッテというマッターホルン登頂隊が泊まる山小屋があります。

 

この麓からはどんどんとマッターホルンから遠ざかって行きます。

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ここからは道が曖昧。笑

とりあえず、人の通ったあとを探して歩きます。

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あとは、たまに出てくる目印を目指して。f:id:hazimayo:20180927061001j:image

この辺りはこのような不思議な形の石がたくさん落ちています。

こういう時に山岳ガイドがいたらいろいろ聞けて良いのになぁって思いました。

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ここまで麓に降りてくるとマッターホルンの高さを非常に感じます。

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道はだんだんと一面不思議な形の石だらけに。

こうなってくると目指したい方向にテキトーに歩きます。笑

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橋があり汚い雪解け水の上を渡ります。

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橋を渡るとここからは少しの登りになります。

ただこの終盤に来ての登りがキツく感じました。

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坂を登りきって振り返ると雲行きが怪しくなっていたのだ先を急ぐことに。

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左下にロープウェイ乗り場が見えてきました。

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近くに見えますが意外とここから30分の道のりで山を2つ下ります。

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そして、ロープウェイ乗り場の向こうに見えるのがゴルナーグラード。

 

なんとか雨が降る前にロープウェイの駅に戻ることができ、ツェルマットに着いた時には激しい雷雨になりました。

 

マッターホルンにどんどん近づいていき、マッターホルンの麓まで行けるトロッケナーシュテク駅からシュヴァルツゼー駅までのハイキングコースは、程よい距離と周りの景色といい、最高のコースでした。

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今日一のマッターホルン