hazimayo’s blog きままにヨーロッパ

ヨーロッパを思いのままに旅します。

ユングフラウヨッホ

ユングフラウヨッホ・・・『スイスアルプス ユングフラウ - アレッチ』としてアルプス初のユネスコ世界自然遺産に登録されている。また、標高3454mのユングフラウヨッホ駅は、ヨーロッパで最も標高が高い鉄道駅である。

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今日はユングフラウヨッホ(Jungfraujoch)に向かいます。

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ユングフラウヨッホに行くためには予約が必要で、最初は別日で行こうとしましたが終日満席ということでやっと今日ユングフラウヨッホに行けます。

 

朝イチの電車で向かうのでまだ太陽が昇る前の出発。

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クライネ・シャイデック駅で太陽が昇ってきました。

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一番右の高い部分がユングフラウ(4,158m)で、終点駅はこの近くにあります。

 

初日に行ったアイガー・グレッチャー駅を過ぎると名峰アイガーの中を通ってユングフラウヨッホ駅までトンネルが続きます。

 

途中でアイスメイアという駅があり数分の停車。

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停車中は皆降りて外の眺めを窓から見ます。

窓の外には氷河とクレパスを間近で見られ、ド迫力。

アイガー登頂隊はこの駅から出発するそうです。タレントのイモトもここから登頂したそうです。

 

再び電車に乗りユングフラウヨッホ駅へ到着。

すぐに展望台に向かいます。

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展望台からは南にアレッチ氷河

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西にユングフラウ

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東にメンヒが望める大パノラマが広がります。

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今に雪崩が起きそうな場所や、

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クレパスもたくさんあります。

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アレッチ氷河の上にはメンヒスヨッホヒュッテまでの道があり歩けるみたいだったのでハイキングしてみます。

2キロ弱程の道程です。

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展望台から降り通路を進み外へ向かいます。

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外に出ると太陽の光が白い大地に反射してしっかり目が開けられない程眩しいです。

ただ、サングラスは持っていないのでこの眩しさに耐えて歩きます。

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この岩の中にユングフラウヨッホ駅があります。

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クレパス注意の標識。

道をそれないように進みます。

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数メートル先のクレパスを見ると少しビビります。

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岩の上の銀色の建物が展望台です。

 

高所なのですぐに息が切れるため、少しづつ進みます。

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右手には開けた広大な景色が望め、

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左手は今にも雪崩が起きそうな迫力のある景色を楽しめます。

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この日は-1℃前後でしたが太陽の日差しがとても暑く、この氷河の近くを通るとパキパキと氷が溶ける音や水の流れる音、たまに遠くで大きな音で氷河が崩れるような音が聞こえてきました。

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3分の1程進んだ場所から振り返ると綺麗にユングフラウヨッホの展望台とユングフラウを写真に収められました。

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これまでも登りでしたがここからはもっと急な登りになります。

アイスバーンのように滑りやすい道を登るのは容易ではなく苦労しました。

そして写真を撮っているとつい無呼吸になってしまい、頭が痛くなるのでここは本当に少しずつ登りました。

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急な坂を登りきるとメンヒ登頂隊を発見。

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よく見ると登頂隊はたくさんいます。

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右手は相変わらず吸い込まれそうなアレッチ氷河が続いています。

 

終始登りの道を歩きようやくヒュッテが見えてきました。

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メンヒスヨッホヒュッテといい、メンヒ登頂を目指す人はここから出発します。

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右手にはとても綺麗な稜線が見えます。

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少し進んだところから…

自分にはマンモスに見えました。

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全貌がこちら。トルークベルクという山です。

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そして標高3657mにあるヒュッテに到着。

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ここからの景色が最高でした。

どこまでも続くなだらかな万年雪の綺麗な斜面に囲まれ、正面にはトルークベルクの稜線美、バックにはメンヒ。

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とりあえず、休憩とお腹を満たす為にヒュッテで食事。

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お決まりのスープとスイスならではという感じのこちら

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パンとベーコン玉子を熱々の溶けたチーズで包んだ1人チーズフォンデュ的なもの。

とても美味しかったのですが、さすがにチーズは後半くどくなり少し残しました。

 

食後に外に出ると非常に寒く感じました。

登って来た時は半袖でしたがとてもそんな服装ではやっていけなく、氷点下の寒さを実感しました。

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下りは靴をスキー板代わりにして、スーイスーイと下っていき、登ってくる人にとても羨ましい目で見られました。笑

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そしてこんな楽しそうなアクティビティもやってました。

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ユングフラウヨッホ駅の中はとても広く様々な展示などがあります。

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エスカレーターを進み、

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アレッチ氷河の下の世界へ。

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ここでは様々な氷の作品を楽しめます。

『Top  of Europe』

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最後にプラトーからユングフラウ

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ヨーロッパ最大で23.6㎞続くアレッチ氷河

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パキパキと遠くからでも聞こえる氷河を眺めてラウターブルンネンに戻ります。