hazimayo’s blog きままにヨーロッパ

ヨーロッパを思いのままに旅します。

グルノーブル

グルノーブル・・・スイスとイタリアに近いフランス南東部の都市。山の麓に位置するグルノーブルはウィンタースポーツが有名で、近くに数多くのスキー場がある。バスティーユ要塞まで向かうリフトLes oeufs(卵)が観光名物。

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スイスからフランスに移りました。

ここグルノーブルには観光名物のかわいい卵を見に来ました。

 

ただ、先にどうしても観たい場所が近郊にあり向かいます。

着いたのはヴォアロンという街。

ここに来た理由はシャルトリューズというリキュール。

昔このリキュールを調べた時に2名の修道士しかレシピを知らないということを知りとても興味を持っていました。

日本ではカクテルの材料ぐらいでしか聞きませんが、こちらでは食前酒や食後酒として普段からストリートで飲まれるようです。

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ヴォアロンには元シャルトリューズ蒸留所があり、シャルトリューズの歴史や作り方の説明をガイドツアーで聞くことできます。

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調合する薬草や根、スパイスのことをボタニカルっていうそうなんですが、それが展示され匂いを試すことができます。

 

もともとはエリクサーと呼ばれる不老不死の薬として作成されたものがシャルトリューズヴェールでなんと130種類のボタニカルを使って作られています。後にシャルトリューズジョーヌが作られました。

 

地下には世界一長いリキュールの地下貯蔵庫がありたくさんのシャルトリューズが保管されています。

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歴代のシャルトリューズたちも並んでいてテンションがあがります♪

コルクがとても歴史を感じました。

 

最後にヴェールとジョーヌの飲み比べがあります。どちらも飲んだことはあるのですが、飲み比べるのは初めてでした。

ヴェールは薬草が130種類入ってるのでかなり複雑な薬草感と後味がしっかり残りとてもスーっとしました。アルコールも55度なのでアルコール感もあります。

それに比べてジョーヌはヴェールより薬草は少なく、アルコールも40度。こちらは始めは甘さと軽い薬草の香りが鼻に抜け、後味はヴェールに似た感じが自分はしました。

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その後はお土産を購入。

シャルトリューズの種類の多さにびっくりしました。日本では見たことのないものがあったので、とりあえず小さいものを6個買いました。

その他にもヴェールとジョーヌにはそれぞれVEPという長期熟成のものがありましたが高額で、尚且つ小さいものがなかったので断念しました。

 

大満足してグルノーブルの卵を見に行きます。

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グルノーブルに着いて、リフト乗り場に向かいます。

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このリフトが5個連なって動くのが珍しいですし、かわいいです。笑

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これ意外に6人も乗れて、ギュウギュウ詰めって感じで上のバスティーユ要塞へ向かいます。

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上の駅に着き展望台へ

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グルノーブルの景色は綺麗でした。

国ごとに建物の雰囲気やデザインが変わるので、新しい国に入るといつも街並みに感動します。

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このカップルの未来は安泰だな。

目の前に伸びる道が伏線に、、、

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要塞の一部に入って見ました。

薄暗く、特に観光客もいませんでした。

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という訳で卵ばっかり見て帰りました。

愛着のわくリフトでした^^)