ニア・ソーリー
ニア・ソーリー・・・湖水地方のこの村にはピーター・ラビットの作者であるビアトリクス・ポターが半生を過ごしたヒルトップがある。
滞在するウィンダミアを朝早くに出てニア・ソーリーへ。
朝焼けが綺麗な空はまだ薄暗く気温も肌寒い。
すぐに明るくなったウィンダミアを歩きボウネス・オン・ウィンダミアへ。
湖水地方には石造り家が立ち並びとても可愛らしい町並みが広がっています。
ボウネスの街に着き、この坂を下るとウィンダミア湖。
湖にはたくさんの船。
曇ると雰囲気がガラッと変わります。
ここからフェリーで対岸に渡ろうと思ってましたが、エンジンの故障で営業してませんでした(^^;
1時間程歩いた道のりを戻りウィンダミアからバスに乗りホークスヘッドへ。
本来はここでバスを乗り換えてニア・ソーリーへ向かいますが、喉かな風景を見たかったので3㎞の道のりを歩きます。
両サイドに石垣のある道を歩きます。
絵になる納屋。
自然の中を歩きながら静かな湖水地方を楽しみます。
木々のトンネル道を歩き、少しすると遊歩道がありそちらを歩きます。
遊歩道は木々で覆われており、雨が降ってきたのでちょうど雨避けになりました。
美しい形や面白い形の木に目を奪われていたら、歩みがスローペースになってしまい通常の倍程の時間がかかってしまいました。
だんだん道の両サイドの石垣が高くなってきて、
ニア・ソーリーへ到着。
ちなみにnearがあるならfarもありました。
この道をもう少し行くとファー・ソーリーです。
そしてこの庭を渡り、
目的地のヒル・トップ。
日本人観光客が断トツで多い場所です。
次々に観光バスが停まり、日本人が出てきます。
日本人以外の観光客はあまりこの場所に興味がないようで、湖水地方の外国人観光客にヒル・トップを知ってるかと聞くと知らない人の方が多かったです。
入場規制があるので、自分の番になるまで家の前にある菜園へ。
菜園にはどこか絵本の中で見たような景色がありました。
ヒル・トップの中へ入るとピーター・ラビットの世界が広がってました。
部屋の中には所々に絵本が置いてあり、描かれた場所がわかるようになってます。
自分は小さい頃に読んだので記憶があまりなかったのですが、日本で絵本を読んだ後にこの場所に来たらとても面白いだろうなと思いました。
ニア・ソーリーにはレストランが少なく、ヒル・トップの駐車場の隣にレストランをちょうど見つけたのでここで昼食をとりウィンダミアへと帰りました。
帰りはバスを使いました。笑
キャッスルリッグ・ストーン・サークル
キャッスルリッグ・ストーン・サークル・・・湖水地方のケズィックにあるストーンサークル。作られた目的が未だにわかっていない古代遺跡。
この日は湖水地方の北部にあるケズィックにあるストーンサークルを目指します。
湖水地方の移動はバス。
バスは全て2階建てのもので、2階の一番前の席からは遠くまで見渡せて移動する展望台のような感じ。
山間の草原をぬけていくバスからは雄大な自然を眺められます。
キャッスルリッグ・ストーン・サークルへはこのなにもないところで降ります。
ストーン・サークルはこの道を15分程進んだ先にあります。
道の横には羊の放牧地が広がります。
湖水地方は放牧地を隔てる壁に石を使ったり、建物に石を使ったりと石を活用したものがたくさんあります。
湖水地方の山は木がなく草原が広がっており、独特の自然を楽しめます。
キャッスルリッグ・ストーン・サークルは本当に突然現れます。
急に人だかりのある場所があり一目でそれだとわかりました。
ストーンサークルには規制がなく普通に入れました。
自然に囲まれた開けた草原にストーンサークルがある光景はとても魅力的でした。
そして、なんとここは羊の放牧地となってました。笑
ストーンサークルの内側には小さなストーンサークルがあり謎が深まる~。
近くにはミニチュアストーンサークルもありました。
帰路で前から羊の大群がやってきました!
道をうめつくす羊に思わず写真。笑
羊たちは予想以上に自分を怖がり、真横を猛ダッシュで駆けて行きました。
コルド=シュル=シエル
コルド=シュル=シエル・・・天空のコルドという名前の通り、小高い山の上にある中世の面影を残す街。
フランス最後の観光はコルド=シュル=シエル。
この日は日曜日でバスが出ていない為、最寄り駅のコルド・ヴァンドラックから5㎞の道程を歩きます。
途中、萎れたひまわり畑が広がってました。
歩き始めて1時間強でコルド=シュル=シエルが見えてきました。
ちょうどこの日は麓の街でフリーマーケットがやっており、地元の人が店を出していました。
面白いものを見つけて立ち止まりました。
洗濯バサミでできたチェスです。
思わず写真を撮らせてもらいました。笑
山の上の街までは急な坂道が続きます。
街に入ると中世の面影を感じる可愛らしい建物が多く残っています。
本日の宿に到着。
D'Ici et D'AilleursというB&Bで、部屋からの眺めがとても良く、オプションにないことまで快くやってくれる優しいオーナーさんがいる最高の宿。
旅の中の一番の宿と言って良いほど。
荷物を置き、街を遠くから見渡せる場所を探しに行きます。
2時間程歩き回り探した結果、天空の街と同じくらいの高さの丘を少し離れたところに発見。
写真の奥にみえるのがその丘です。
ハイキングコースのような道に入り歩きます。
すぐに開けた場所にでて、
丘の上に到着。
コルド=シュル=シエルの街が綺麗に見えます。
コルドの街の周りは長閑な景色が広がっており、それも含めて絶景と感じました。
翌朝、日の出前に宿を出て丘へ向かいます。
まだ寝静まっている街は街灯のオレンジ色で照らされ、心落ち着く綺麗な景色。
丘を登っているうちにだんだんと空が明るくなってきました。
頂上に着くと空が茜色に染まりだし、日の出の準備。
色の移り変わりが激しいこの時間は景色から目が離せません。
気が付くと街はすべて朝日に照らし出されました。
建物が緩やかな山に沿って建っているので、屋根の後ろにまた屋根が見えてそれがどんどん奥まで続いているという景色が自分はとても好きです。そして道が家と家の間に通っているところは隙間ができていて、そのアクセントも良いなと感じます。
日が昇ってもまだ静かな街の中を通り宿へ向かいます。
宿の庭も綺麗ですが、
朝食スペースも素敵です。緑豊かな場所は時間を忘れさせてくれます。
テーブルの上いっぱいに朝食セット。
これで1人前なので驚き。
そしてナイフ、フォークはラギオール!
ちなみにここから100㎞程離れたところにラギオール村があります。だからかな。
朝食の後は街を散策。
一際静かで暗く、緑豊かな小路を発見。
ここには猫がたくさん。
かわいい猫を探しながら小路を楽しみました。
街の中で100年ほど前の写真を見つけました。
そしてこれが同じ場所からの写真。
街並みが変わらないことがわかります。
調味料から缶詰、サラミなどの食料品や可愛らしい雑貨を売っているLes Délices du Terroirという店の隣に
日本人の経営するアクセサリー店がありました。
手作りのアクセサリーも売っており、なんとこちらにきてからアクセサリーの作り方を勉強したそうです。
こんなところに日本人がいて驚き、長い立ち話をしてしまいました。
街の中には変わった飾りがあり、その1つのドラゴンのオブジェ。
民家の窓の部分に付いてました。
コルド=シュル=シエルの街を下り、周辺を散策。
コルド=シュル=シエルは実は細長い街で端から端はけっこうな距離があります。
そして周りには木がたくさん茂ってます。
朝登った丘と反対側から見たコルド=シュル=シエル。
全然見え方が変わり面白いです。
次の旅はフランスから鉄道でイギリスに渡り、湖水地方を楽しみます。
サンテミリオン 街散策
サンテミリオンは30分あれば一周できる程の小さな街ですが、魅力のある風景がたくさんあります。
早朝のサンテミリオンは街のシンボルであるモノリス教会が美しく朝日に染まります。
静寂の拡がる朝の遅い街。
街の外のぶどう畑は朝霧がかかり幻想的。
そんな街の外に向かいます。
朝焼けを楽しみながら街の外周を散歩。
癒される長閑な風景が広がります。
朝日で輝くぶどう畑は神々しく、美味しいワインができそう^^)
清々しい気持ちで街へ戻ります。
街の中は画になる場所がたくさん。
朝、夕は街の色が際立ち景色が映えます。
地下に洞窟が広がっているだけあってこのような場所も。
ぶどう畑に足を踏み入れられる場所が街の中にはあります。
訪れたのが9月初旬でしたので、収穫前の丸々と太って美味しそうなぶどうがなっていました。
サンテミリオンの街を見るなら、このぶどう畑の前からが一番綺麗。
サンテミリオンの街の写真といったら、ここからのものがほとんど。
モノリス教会まで戻ってきました。
サンテミリオンは小さな丘になっており、ここが一番高い位置にあるので街を広く見下ろすことができます。
サンテミリオンの街を上から見るためにChâteau du royという塔に向かいます。
街の中から見えるシンボルの塔は、街の通りの景色を一層引き立てていました。
趣のある不揃いの石畳の道が中世の名残を感じさせる街並み。
この石畳に何回か足をとられました。笑
この塔の上に登ります。
塔の入り口からの景色。
塔の上からの景色。
高い塔ではないので写真ではそんなに変わらないように見えますが実際は全然違います。
丘になっているサンテミリオンの街の外の景色が遠くまでしっかり見渡せます。
この塔はあまり人も多くなくゆっくりと景色を楽しむことができました。
広い教会内に一際目立つものを発見。
金の釘がたくさん刺さった木が置いてありました。
教会の隣にはワインミュージアム。
サンテミリオンのワイン販売もしてました。
クラス別に並んでいたりと分かりやすく陳列されてました。
ここではほとんど毎日テーマ別にテイスティング教室が開かれていました。
日が暮れてライトアップされたモノリス教会。
サンテミリオンの夜景と共に見てもやはりシンボルの塔は美しかったです。
4日間滞在した最終日に少し高級なホテルに移り優雅な夜を過ごしました♪
ここサンテミリオンは食事もとても素晴らしく、美味しいお店がたくさんありした。
その中でもハマったレストランはLe Tertre。
宿のスタッフに教えてもらいお手頃なコースを注文。
前菜はこれ!
エスカルゴに挑戦。
見た目は気持ち悪いんですが、とても美味。
そしてメインの魚の蒸し焼きが最高。
今までの人世で食べた魚料理で一番好きかも。
なんといっても焼き加減が絶妙。フワフワでジューシーで焼き加減は肉でいうミディアムという感じでした。
デザートはタルトタタン。こんなパイ生地に包まれたサクサクのものは初めてで、食感が楽しく味も美味しかったです。
街並み、食事、ワインと何をとっても最高で、
酔っぱらいの陽気な人達とも出会える街でした♪
サンテミリオン ワイナリー巡り
サンテミリオン・・・ボルドーワインの産地として有名な街。石畳の道や石造りの家が並ぶ中世の町並みが美しく、ワイン産地としては初の世界遺産登録をされた街。地区人口3000人に対して約300ほどのシャトーがあるワイン激戦区。
憧れのサンテミリオン♪
サンテミリオンのワインが好きでフランスを訪れる際には絶対に来ようと思っていました。
というわけでここではワインを楽しもうと思います。
4日間でいろんなワイナリーを訪れて、美味しいレストランを楽しみます♪
街のインフォメーションで2018年のサンテミリオン地区のワイナリーブックをもらい、宿のスタッフにワイナリー訪問のお勧めを聞いたところプランを立ててくれました。
幸運にも宿泊した宿がシャトーヴァロンドローが経営するワインショップが運営しており、ワイナリーブックに載っていないヴァロンドローのワイナリーを予約してくれました。
ワイナリーへは車をを出してもらいました。
ここがヴァロンドローのワイナリー。
有名シャトーの割りにはとても質素な感じ。
ワイナリー見学はこの部屋の前からスタート。
ヴァロンドローは1989年に誕生したまだまだ若いワイナリーですが、2012年にはプルミエ・グラン・クリュクラッセ(クラスB)に昇格した勢いのあるワイナリーです。ちなみにこのプルミエ・クリュクラッセはサンテミリオンにある約300のシャトーの内18のシャトーのみが選ばれた最上級のワイン格付けです。
部屋の前にはヴァロンドローのぶどう畑が広がります。メルロー、カベルネソーヴィニョン、カベルネ・フラン、コットが栽培されています。
発酵用のステンレスタンクと樽タンク。
瓶詰め用の機械。
ここで樽熟成。普通ワインは熟成樽を数回使い回しますが、ヴァロンドローは全て新樽を使っています。
中央フランス産のオークを使っているそうです。
シャトーが設立して暫くはこのガレージでワインを作っていました。
収穫量が少なく小さなシャトーで作っているワインのことをガレージワインと言うのですが、ヴァロンドローはそのガレージワインの元祖。
そんなワイナリーの原点を見られて感激でした^^)
最後に宿の隣にあるショップで試飲。
サンテミリオンと言ったら赤なんですが、白のヴァロンドローブラン2016がとても美味しく購入。赤はもともと目を付けていたヴァロンドロー2011を購入。他にもセカンドのヴィルジニーや他のワイナリーのもの購入し日本に空輸。
実はこのショップでは到着した時にすでに10本もど試飲をしており味を確認していました。
ヴァロンドローの関係者は皆さん優しくフレンドリーで、毎日いつでも試飲しに来てねって言われてました。
優しくフレンドリーなスタッフとワイナリーで仲良くなったスコットランド人。
ヴァロンドロー見学のあとは、この二人のスコットランド人に誘われてもう一件ワイナリー見学に。
その前にランチということで寄ったモンターニュという村のレストランがとても良い立地でした。
目の前にぶどう畑が広がり最高♪
料理が来るまでテラス席の奥にあるテーブルを使わせてもらいワインを飲みました。
モンターニュサンテミリオンのメゾン・ブランシュ2009がとても美味しく、これも後にショップで購入。
そして、ここが次のワイナリー。シャトーテジエ。
ここはパーカーポイント100点を取ったことのあるワイナリーだそうです。ノーマークでした。笑
真ん中の人はヴィニュロンと言ってワイン生産者です。この方もスコットランド人で知り合いだそうです。
ツテでの特別訪問らしく、この出会いに感謝です。
残念ながらここまでにワインをたくさん飲み、アルコールの弱い自分はすでに頭がまわらず全く説明が頭に入ってこなかったです(^-^;
一通りの説明の後にテイスティングルームに案内されました。
本格的なテイスティングにテンションが上がりここでもまた飲みすぎました。笑
なんとテイスティング用のボトルは全て自分達の為に詮を開けてくれました!
ただ個人的にカベルネ・フランがあまり好きではなく、ここのワイナリーはカベルネ・フラン推しなところがあったのであまり自分には合いませんでした。
この後は、ワインバーをはさんで夜ご飯をスコットランド人のヴィニュロンを含めた4人で頂きました。
サンテミリオンから車で30分ほどのオーベルジュ・サン・ジャンという高級レストランへ。
このランクまでくるとさすがに日本の高級フレンチと全く同じ対応でした。
スタッフも一つ一つの行動が丁寧で、話し方や表情がとても上品。
料理提供もまずはテーブル近くの台の上にプラッターにのった料理を置き、そこから一皿一皿丁寧に提供。
お客様への気の使いようもすごく、セレブ気分。
ここでもワインを4本程開け、この日はワイン三昧。
次のワイナリーはサンテミリオンから徒歩移動。ガフリエールへ向かいます。
サンテミリオンの街を出るとぶどう畑が広がっており、その中を10分程歩いて到着です。
こちらもプルミエ・グラン・クリュクラッセ(クラスB)。
このワイナリーの畑の隣はシャトー・オーゾンヌと言ってサンテミリオンの格付けのトップ4に入る有名シャトーの畑があります。
ワイナリー内のステンレスタンクですが、見る角度で色が変わるという面白いものでした。
ワインレッドからブラウンまで色の変化を楽しめます。
ワインを寝かせている地下セラーがとても神秘的で美しかったです。
最後は試飲タイム。
3種類を試飲させてもらいました。
ここも自分には合わず購入はしませんでした。
自由に訪問できるワインセラー見学もサンテミリオンの街の中にあり行ってきました。
クロ・デ・ムニュというワイナリーです。
地下への階段を降りると埃を被ったワイン達が。
展示用までちゃっかり置いてあります。
更に下の階に降りると広い石壁のセラーがあります。とても埃くさかったです。
壁一面にワインがずらーっと置かれておりとても良い画になります^^)
生産年ごとに仕切られた部屋にワインが保管されています。
中は思った以上に広く奥に行けば行くほど静かで気温が下がるのを肌で感じました。
サンテミリオンの多くは石灰岩でできているため、それを利用した地下室は涼しく湿度も一定に保て、ワインの保管にはとても適していることを感じました。
バルセロナ
バルセロナ・・・ダリやピカソが愛した街であり、天才建築家アントニオ・ガウディの作品群が点在する街。
今日はフランスのトゥールーズから鉄道で3時間半でアクセスのできるスペインのバルセロナに日帰りで行きます。
バルセロナ・サンツ駅でおり、まずはカサミラを目指します。
地下鉄という手段を忘れており徒歩1時間ほどでカサ・ミラへ(^-^;
十字路の角に人だかりがあり一目でわかりました。
『アントニ・ガウディの作品群』の1つとして世界遺産に登録された建物は、周りの建築物とは明らかに隔絶した芸術作品でした。
カサ・ミラに近づいてみると、直線部分をもっていないという特徴がより一層わかり、建物の滑らかさを感じました。
続いてそのまま徒歩でサグラダ・ファミリアへ向かいます。
その途中でお城のような建物を見つけました。
後日調べたらカサ・デ・ ラス・プンシャスという建物で集合住宅として使われているようです。見た目は全く生活感のない建物なのでびっくり。
サグラダ・ファミリアが見えてきました。
遠目で見てもその大きさと高さを感じます。
正直とても綺麗で繊細で驚きました。
これだけ細部まで繊細で大きな建物ならこの歳月は納得だなと思いました。
建設がどんどん進んでいるので、自分が数年前にテレビで見た姿とだいぶ違っていてとても面白いなと感じました。
来るたびに外観が変わっていく世界遺産なんて珍しいのですごく興味が湧きました。
そして反対側にまわると同じような外見が現れましたが、だいぶ古さを感じます。
新しい部分を造ると同時に古くなった部分を修復しなければならず、これが完成を遅らせている原因でもあるそうです。
本当は中に入りたかったのですが、前日にバルセロナへ来る予定を立て予約をしてみたら、もう既に1日全ての時間でチケットは完売しており断念しました(>_<)
ただ、またいつか来ようと決め、その時は今回とは違うサグラダ・ファミリアの姿を楽しめるのでむしろラッキーと思いこの場所をあとにしました。
次はここ。カンプ・ノウ。
サッカーが好きな自分にとって1度は行ってみたいスタジアムだったので楽しみ。
スポンサーの楽天のロゴや社名が所々に見受けられます。
ここではオーディオガイドでスタジアムツアーを予約しています。
ツアーはまずミュージアムから始まり、バルサの歴史や歴代の展示品、優勝カップなどを楽しみます。
写真はチャンピオンズリーグの優勝カップ♪
ここにはメッシのバロンドールも飾ってあり、初めて見る生のバロンドールに興奮しました。
でもなんといってもスタジアムが一番興奮しました。ここでいろんなドラマが繰り広げられてきたと思うと、、、
ここにも楽天。
中には選手のインタビュースペース。
監督のインタビュースペース。
シャワー室。ジャグジー付きですが小さい。笑
この隣に選手たちのロッカールームがありました。
通路には写真がいくつか貼ってあり、この写真には若かりし頃のシャビとイニエスタが。
スタジアムへの入場通路の一画には、
教会?がありました。
スタジアムへ入場。
ベンチ。
前列は庇が体半分しかかかっておらず、雨が降ったら濡れます。
スタジアム席の最上段にはテレビ用のブースが並んでます。
こんな場所も。
スタジアムツアーでは記念写真を何枚か撮ってもらえ、それを最後に有料でアルバムにしてもらえます。
荷物になるのはわかってましたがアルバムを購入してしまいました^^)
カルカッソンヌ
カルカッソンヌ・・・フランスではモンサンミッシェルに次ぐ人気の観光地でヨーロッパ最大の城塞がハイライト。『歴史的城塞都市カルカソンヌ』として世界遺産に登録されている。
この街の名前はボードゲームのカルカッソンヌで初めて知り、興味を持ちました。
カルカッソンヌへはトゥールーズから1時間かけて電車で向かいます。
駅に着き徒歩で30分程でシテと呼ばれる城塞都市が見えてきます。
手前には趣のある橋と川が流れており、この景色が目に飛び込んできた瞬間は美しさと城壁の迫力にとても圧倒されました。
まずは裏手に回りナルボンヌ門から入場します。
このナルボンヌというのはこの門から出た方向にある街の名前。これはポンペイ遺跡で得た知識ですが、昔は門から続く道の先の街が門の名前になったそうです。
城壁は二重構造になっており、城壁と城壁の間を歩くことができます。
この道をしばらく歩くことに。
円錐型の屋根とその色が可愛らしいです。
城壁内に入り一番初めに目にしたサン・ ナゼール・バジリカ聖堂がとても綺麗で入ってみることに。
内部は植物がたくさん供えられており、南国風。
今までたくさんの教会や聖堂を見てきましたが一番綺麗でした。供えられている植物の香りが漂い、なんだか南国にいるような雰囲気とステンドグラスの美しさ。とても暖かみのある聖堂でした。
聖堂を出て少し歩いたところで地元のおじいさんに黄色いサークルは見たかと聞かれ、見てないと答えたら案内された場所がここ。
黄色いサークルが幾重にも重なるアートが城壁に施されていました。
実はこの印が地面にあり、ここから見ると綺麗なサークルが現れるというもの。
別の場所からでは円には見えません。
近くで黄色い線を見るとすごくテキトーな感じ。
さすがに世界遺産なので取り剥がしのできるテープがはってありました。
次はコンタル城に入ります。
お城の中を一通り見て城壁の上を歩きます。
城壁の一部には石を落としたり飛び道具を使うための穴のある場所も。日本の城ととても似ていました。
シテを囲っている内側の城壁の上へもこの城から登れ、歩けます。
カルカッソンヌの城下町が眺められます。
城下町もシテと同様中世の街並みが残っています。
城壁の上からのシテの街並みも綺麗で歩くことのできる範囲は全部歩いてみました。
城壁の上から城を見ても綺麗でした。
大きな演劇場が城壁のすぐ内側にあり、けっこうな違和感。
シテの中ですが、
お菓子屋さんが多くありました。
どれも鮮やかで、見た目のインパクトがあるお菓子ばかり。こういった店がこの店だけではなくたくさん。
どれも美味しそうではなさそうですが、見た目は可愛らしくお土産には良さそうなものがたくさん。
あとここカルカッソンヌでは名物のカスレを頂きました。
カスレはソーセージやガチョウ肉、アヒル肉と白いんげんを土鍋で長時間煮込んで作る料理です。
味はミネストローネって感じで肉は美味しかったのですが、豆が最後まで食べきれなかったです。
フランスではカジュアルなレストランでもコースメニューがあり、基本は前菜+メイン+デザート。
コースで頼んでも2000円いかないくらいなのでけっこうお得。
ということでコースを頼んで、カスレの前に前菜で食べたのがブーダンのサラダ。
最初はあまり気にしなかったので普通に食べられたのですが、途中でブーダンってそういえば、、、となり検索してみるとやっぱり。豚の血と脂で作るフランスの郷土料理の腸詰(ソーセージ)の一種でした(--;)
検索した後は一口食べてダメでした。
結局カルカッソンヌは朝から丸1日観光して夕暮れと共に帰りました。
駅までの道が夕日のおかげで美しく、疲れも忘れて30分の道を歩くことができました^^)