hazimayo’s blog きままにヨーロッパ

ヨーロッパを思いのままに旅します。

ヘルンリヒュッテ

ヘルンリヒュッテ・・・マッターホルン登頂の基点となる標高3260mの山小屋。

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今日はロープウェイのシュヴァルツゼー駅からヘルンリヒュッテを目指します。f:id:hazimayo:20180929030034j:image

シュヴァルツゼーを右手にハイキングコースに入ります。

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ここからヘルンリヒュッテへの分岐までがなかなか急な坂で大変。

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45分くらいで分岐点に到着。

前日にヘルンリヒュッテ方向からふざけた格好(近くのコンビニに行くくらいのめちゃめちゃ軽装)の人が歩いて来るのを見て、自分も行けると思いこの日に至ります。

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目指すヘルンリヒュッテは稜線上の真ん中にあります。

 

ヘルンリヒュッテへのコースに入ります。

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初めは緩やかな登り。

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からの怖いスロープ。笑

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海外規格のこの雑さが非常に怖かったです。

まだまだ海外の設備には信用が全くないです。笑

この後は少し登り。

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反対側の斜面へ移りそこからはゆったりとした道が続きます。

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気づかないうちに標高も上がっており、高度感を感じる景色が広がります。

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ここからは本格的な登りになります。

そして雲の中に突入。

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両手を使わないと難しいコースなので、さすがにカメラをリュックに収めて登りました。

振り返ってもどのコースで登ってきたかよくわかりません。笑

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途中のこの階段がめちゃめちゃ怖かったです。

上はロープでくくられてますが、あそびがあります。下は砂に刺さってるだけでガタガタ揺れます。すぐ後ろは崖なのでとてもヒヤッとしました。

人口物が一番怖いと思いました。

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この斜面を登りラストスパート。

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雲でなかなかヒュッテが見えず、急に現れたときはもうすぐそこでした。

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ヘルンリヒュッテ到着。

だいたい分岐点から2時間半ほどかけてゆっくり来ました。

残念ながら曇ってて全然周りが見えません。

もちろんマッターホルンも。笑

 

ここで、ヘルンリヒュッテ限定Tシャツと帽子を購入してしまいました♪

それと日本人のアルピニストと会い、一緒にマッターホルンにタッチしに行くことに。

 

全く知らなかったのですが、ヒュッテから10分程歩いたところにその場所があるそうで向かいます。

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緩やかな道を登ってすぐに着きます。

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この先の色と地形が変わっているところからマッターホルンです。

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近くからは全くマッターホルンってわかりませんが、ここからがマッターホルンです。

 

でもこの近くはちょっとだけ危険でした。

上からクライマー達が落とした石が落ちてくるからです。

自分が居たときは小さな石が1つだけ落ちてきました。

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ちょうどこの時は下山のタイミングで登頂を済ませた人達が数組降りてきました。

 

マッターホルンは早朝にヘルンリヒュッテを出て3時間程で登頂するそうで、ペースが遅いと午後は天候が変わりやすく危険なので途中で下山させられるそうです。

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そしてこの山は1週間程かけて登山するそうです。標高の高い山なら高山病に慣れるために日にちを使いますが、マッターホルンはいろんな山を登りガイドがその人の力量を試します。

なぜならマッターホルンは登山では珍しくガイドと1対1で、二人はザイルで結ばれます。なのでもし1人が落ちたら道連れという訳でガイドもしっかりと登山者を見極めるそうです。

 

というマッターホルン情報を日本人の方から聞きました。山のことをよく知っていて、この後はいろいろと質問攻めをしました♪

専属ガイドをゲットしました^^)

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日本人の方からスティックを1本貸してもらい一緒に下山スタート。

スティックで足への負担が全然なくなるのと、この急勾配を降りるのはスティック必須って感じで本当に助かりました。

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下山と同時にだんだんと雲が少なくなってきました。

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見晴らしがよく最高です。

下山は正直とても怖いと思ってましたが全くでした。

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下山は写真を撮る余裕も景色を楽しむ余裕もしっかりありました。

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ただ上を見上げるとなかなかの岩場。

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登りの時に自分がカメラを収めたジャンプスポット。

少しだけ足場の無いコースをロープを持って飛び越える場所。隣が崖なので怖かったのですが、帰りは何ともありません。何が怖かったのかもわからないほど、、、

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稜線をつたって降りてきました。

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ここからは緩やかな道。

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この道けっこう好きでした。

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道の左手の景色も楽しみながら進みます。

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だんだんマッターホルンにかかってた雲が切れてきました。

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ヘルンリヒュッテもちょうど雲が切れて見えてきました。

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稜線上を通って反対側の斜面に移ります。

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斜面を移るとマッターホルンを眺める景色が変わります。

 

この後、人口のスロープを渡り分岐点に戻り、30分で出発点のシュヴァルツゼーに戻りました。

 

なかなかスリルのあるハイキングを楽しめました^^)

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今日一のマッターホルン