アルベロベッロ 早朝&夕暮れ
アルベロベッロの早朝と夕暮れは雰囲気が変わり、別の顔が楽しめました。
早朝の街は本当に誰も歩いていませんでした。
街も静まり返り、店頭の飾りの華やかさもなく雰囲気が違います。
日中は賑わいのある通りもご覧のとおり。
夜明けの朝日で屋根のシルエットが浮かび上がります。
空がうっすらと青くなってきました♪
空を仰ぐとまだ月が残ってます。
朝日に照らされる屋根と月の組み合わせが好きで何枚も同じ写真をとりました。笑
早朝のトゥルッリ素敵でした^^)
宿泊しているホテルの朝食も最高でした♪
アルベロベッロの夕暮れですが、
夕焼け空と共にオレンジ色に染まるトゥルッリ。と、ここまでは早朝と似てます。
そして、やっぱり屋根を見てしまいます。笑
この時間はトゥルッロ群から少し離れた大聖堂が綺麗。
近くから見ると迫力がある大きさ。
ここはトゥルッロを模して作られたサンタントニオ教会。
そして、日の入り時はだんだんとライトアップされるトゥルッリと夕焼け空がとてもロマンチック。
日中には見られない光景でした。
アルベロベッロ 昼
アルベロベッロ・・・かつて開拓のために集められた農民によって造られた『トゥルッロ』(複数形が『トゥルッリ』)と呼ばれる伝統的な家屋が立ち並ぶ世界遺産の街。日本の白川村と姉妹都市である。
バーリから電車で1時間半程の街アルベロベッロ。この街で暫く滞在してアルベロベッロの魅力をしっかりと堪能してきました。
この街に着いてこの景色を見たときは自然と顔がほころびました。
一面にこの可愛らしい屋根がたくさん並ぶ景色はどれだけ見てても飽きません。
そしてアルベロベッロのトゥルッロが立ち並ぶ地区は本当にコンパクトで観光客にはとても都合が良いです。
街に入ると連なる美しいトゥルッリや
とても可愛らしい町並みが見られ女子ウケ間違いなし。
そしてお店の飾り付けがすごい。
店頭にはお土産が飾ってありそのデザインまで可愛らしい。
ちなみに店仕舞いの時間になると店頭のお土産や飾り付けの一部を店内に入れてしまうので、早朝などの店の営業時間外は街の様子がガラッと変わります。
街のチーズ屋さん、アルベロベッロ名物はブッラータというチーズ。とても美味しいです。
こんな可愛いものも見つけられます。
屋根についてる煙突みたいな部分まで可愛らしい。笑
この街にいると屋根ばかり見てしまいます。
奥の屋根にはおひさまのマーク。
他にも多くのデザインがあります。
街にはたくさんの鮮やかな花があり、街に彩りを与えてます。
地区の少しはずれに双子のトゥルッロ発見。笑
トゥルッロ群が立ち並ぶエリアから出るとこんな感じの街。
トゥルッロと同じように白を基調とした家が大半。
そしてここが王様のトゥルッリと呼ばれる『トゥルッロ ソヴラーノ』。唯一、2階建てのトゥルッロです。
内部が有料で見学可能とのことで入ってみました。
昔のままの内部が再現されており、年代の古い部屋と新しい部屋が見られます。(上の写真は新しい部屋)
他にも庭や貴重な2階にも上がれました。
アルベロベッロの屋根のマークが書かれてます。
屋根の先端のデザイン。
それぞれに意味があり、『トゥルッロ ソヴラーノ』の係りの人に聞くと教えてくれます。
住居地区のトゥルッロ群に来ました。
ここは観光客が少なく、静かに町並みを堪能できます。
飾りがないので素朴感が増します。
もちろん、飾られている家もあり、お土産屋さんも少ないですがあります。
なかなか雰囲気がある通り。
この地区を歩くとこんな看板を見かけます。
観光シーズンだからか多くの家が見学できました。
イタリア語、ドイツ語、英語とわかりやすく書いてありますが肝心のフランス語はありませんでした。笑
というのもイタリアはこの時期フランス人がとても多く、どの観光地に行っても観光客の6割~7割がフランス人で、店員さんもフランス語を話す人をよく見かけます。
民家で昔の写真を見つけました。今と変わらぬ街並みが写ってました。
面白い家もありました。
石を並べる前のレアな状態の屋根。
少し町外れまで足をのばしてみます。
道の両サイドには石垣がありトゥルッロの屋根を感じさせます。
ポツンとあるトゥルッロは可愛らしい♪
トゥルッロは納屋や倉庫としての役割もあるそうです。
キノコ。笑
アルベロベッロっぽいです。
リゾート施設を見つけました。
施設のトゥルッロが並んでます。3つ?
4つ?
いや、たくさん。笑
なんか見る角度でどんどん増えてくるトゥルッロたち。
町外れもなかなか面白い景色があり楽しめました。
食事ですが、
オレキエッテというパスタが名物だそうでどのレストランでも食べられます。
雰囲気のある店内での食事も最高です^^)
そしてワインも有名だそうで、アルベロベッロではいろんなレストランで頂きました。
ほとんどこの地方でしか栽培されていない品種ネグロアマーロを使った赤ワインはとても力強さを感じました。果実味と渋味がしっかりとあり野菜の苦味と甘味にとても合うものでした。個人的にとても好きでした。
ここプーリア地方は野菜がとても美味しいことで有名です。
写真にある茄子とズッキーニは、ただグリルしてオリーブオイルと塩だけで味付けをしてありますが頬が落ちるほど美味しい♪
ちなみにオリーブの栽培も盛んなのでオリーブオイルも美味しいです。
そしてお勧めレストランはここ!
Trattoria Terra Madre
母なる大地という店名の通りとても美味しい野菜料理を頂けます。
お洒落な畑を見ながら食事ができます。
畑は栽培している野菜がわかるようにしてあります。
ここはすごい人気で初めは満席で入れなかったので、その場で予約をして次の日の席をとってもらいました。
実を言うと満席なのはわかっていて、予約をとるために店内に強引に入って行ったんですけどね。笑
ここでのワインが一番美味しく、一緒にキノットをもらいました。柑橘系の渋味のある飲み物と聞いて頼んだらほとんどコーラでした。
ただ、やっぱり渋味の効いたクセがあり少し違いますが、言われなければ違和感なくコーラとして飲めます。瓶にもコーラと書いてありますし。笑
運ばれてきたのはシンプルな味付け、そして綺麗な見た目の野菜料理。
その日の取れたての野菜を使ったコースを注文したのですが一人で食べるには量がありました。
この滞在ですっかりトゥルッロの屋根の虜になってしまいたくさん屋根の写真ばかりとりました。笑
最後に少しだけお気に入りの屋根を。
3つってのいうのがいいんですかね…
空が綺麗だといっそう映えます。
これも3つ。屋根の間隔がベスト。
先のデザインが好み。
アマルフィ
アマルフィ・・・世界遺産に登録され、世界一美しい海岸といわれる『アマルフィ海岸』の中心都市。
まずは、サレルノまで電車で行き、船に乗り換えます。
綺麗な景色が周りに広がるサレルノの港からは朝一番の船に乗りアマルフィに向け出港。
アマルフィ海岸沿いの絶景を見ながらの45分程の船旅。
次々と見えてくる海岸沿いのコンパクトな街並み。
どの街も素敵で立ち寄りたくなります。
このような広がりのある街も魅力を感じます。
正直どの街がアマルフィか全然わからないほどどの街も綺麗でした。
あっという間の45分。アマルフィ到着です。
後光を放つアマルフィ大聖堂。
内側を見学させて頂き、少し高台まで上ってみます。
高台からの景色ですが、大聖堂の鐘塔がアマルフィの街の中で一際目立っていました。
ここで、エメラルドの洞窟に行くために再度港に戻ります。
カプリ島のリベンジ!
一旦、アマルフィをあとに。
またここでも景色を楽しめます。
カプリ島でもありましたが、大きな空洞の上に普通に建物を建てるようです。
下の方には綺麗な状態の城壁がありました。
ロープウェイのようなもので行く海水浴場がありました。斬新。
この裏にエメラルドの洞窟があります。
エメラルドの洞窟は歩いて洞窟内に入るので、波の高さや水位は関係ありません。
船から降りて洞窟に入ります。
すぐに中で船に乗り換えます。
初めはエメラルドではなく普通にブルー。
色は段々変化します。
言われて見ればエメラルドかな?
漕いでいるオールが光に反射して青く光るのが個人的には一番綺麗でした。
それと個人的には水の色は基本的に、2番目の写真の色ライトブルーに見えました。笑
ただ、とても美しく幻想的な光景は忘れられません。
最後は海に沈められた石像を見て終了。
これはちょっと不気味。笑
アマルフィに戻りTrattoria Da Barraccaでランチ。
タコのサラダ。レモン風味のドレッシングがとてもアマルフィらしい一品。
タコの量がとても多く、サラダというよりほとんどタコ。
とても美味しかったのでもう一品。
食後はアマルフィの奥地へ。
アマルフィらしさのない光景が広がってます。こんな自然に囲まれたアマルフィも素敵です。
周りの畑は基本的にレモン。あとは葡萄が栽培されていました。
とりあえず階段や上り坂が多くとても大変。
振り返るともうアマルフィの中心街は見えません。
特に当てもなくどんどん奥へ向かいます。
すごく長閑な景色に気持ちが安らぎます。
この風景は海外にいることを忘れさせられました。
上を向いたらレモン畑が。
もう振り返っても海が見えない場所まで来ました。
なかなか行き止まりになってくれず、歩みを進めます。
ただの廃墟か歴史的な建物かわかりませんがありました。
終わりが見えてきそうな雰囲気を感じました。
賑わいのあるお洒落なカフェに辿り着きました。
ここに来るまで全く人気が無かったのですごく意外でした。
自然に囲まれたオーガニックカフェ。
自分は利用しませんでしたが秘境のカフェみたいですごく雰囲気が良かったです。
テラス席も気持ち良さそう。
この先は一応道があるもののGoogleマップには道がなく、ハイキングの格好をした人が降りてきたのを見ました。
ということでここで引き返します。
一旦アマルフィの中心街に降りましたが、アマルフィの景色を堪能するならやっぱり高いところからだなと思い階段を上ります。
場所を横にどんどん移っていくと見える景色の範囲が変わりそれぞれ綺麗なアマルフィが見られます。
1時間程この辺りでボーっと景色を楽しみました。
海側を見てもこの絶景。
向かい側の崖の上からの景色はもっと良さそう。
アマルフィの街のはずれまで来ました。
アマルフィ海岸の海は綺麗に透き通った青色で、海水浴場がたくさんあります。
隣街のアトラーニです。
ここの海水浴場は比較的空いており穴場かも。
ここで引き返してアマルフィ観光は終了。
天気に恵まれて美しい海岸沿いを帰りにも満喫しました。
カプリ島
カプリ島・・・ナポリ湾に浮かぶリゾート地で伝統的なレモンのお酒リモンチェッロや手作りの革製サンダルが有名。一番の観光スポットは青の洞窟。
メインは青の洞窟。でしたが、波が高く水位が高い理由で入れませんでした(-.-)
代わりに1時間かけて島を1周するクルーズ船に。
崖すれすれに建つ家もたくさんありました。
クルーズ序盤で青の洞窟を通ります。
この水位ではとても入れそうにないです。この日は月が満月に近く水位にもかなりの影響がありました。
カプリ島の海は思った以上に青く透き通っていてとても綺麗。
海の色は深さや海底の条件によって様々な青に変化して乗客を楽しませてくれます。
山の斜面に建つ家や
空洞の上に建つ建物。
さすがにこれは大丈夫なのか心配になります。笑
ここの写真はいろんなところで見かけました。
有名らしいですけど、カプリに来て初めて知りました。
船は岩のトンネルをくぐってくれます。
この日は青の洞窟が見れなかったので、船長さんが岩場の隙間から見えるコバルトブルーを見せてくれました。
今までに見たことのないとても綺麗な海の色に感動。この少しの隙間からの青でさえも十分満足できました。
船で切り立った岩肌の間をすり抜けるのも楽しかったです。
カプリは奇岩が多く周囲を回るとそれがよくわかります。
最後にこの白の洞窟を見て港に戻ります。
これで島1周。この日は波が高く終始揺れが激しく水もバシャバシャかかりましたが、ここまで揺れるとアトラクションのようで楽しい船旅になりました♪普通に船には酔うタイプですが、絶景とアトラクション要素で全くでした。
船から降り、昼食の為にアナカプリという島の上の地区に向かいます。
レストランでは窓際から綺麗な景色が見渡せました。
タコやムール貝、トマトなどを使ったリゾット。魚介の味がしっかりとした美味しい料理でした。
金目鯛みたいな魚を煮て柔らかくしたものをトマトソースで仕上げた料理が絶品でした。
見た目の華やかさやインパクトはどちらの料理もありませんでしたが味はとても好みでした。
続いてカプリ地区。アナカプリは庶民の地区でこちらカプリ地区は高級なブティックなどが並ぶセレブの街です。
家の屋根の四つ角に青い置物が置いてありました。どんな意味があるのかはわかりませんが綺麗なので写真におさめさせてもらいました。
これもどういう意味があるのかわかりませんでしたが写真を。魚類ならまだしも、、、象って。笑
アウグスト庭園辺りからは綺麗な風景を望めました。
カプリはレモンが有名なので店先にレモンをぶら下げてるところもよく見かけます。
カプリ地区からはケーブルカーで港町のマリーナグランデまで向かい、カプリ観光終了。
島周遊は見所も多くとても良い観光になり、青の洞窟が行けなかったことはそんなに気にしていません。アマルフィにエメラルドの洞窟というのがあるそうでそちらを楽しもうと思います♪
ポンペイ
ポンペイ・・・西暦 79 年のヴェスヴィオ山の大噴火で大量の火山灰と軽石に埋もれた街。
滞在地をナポリに移し、今日は電車で30分強のポンペイにやってきました。
広大な遺跡のため朝一番で入場。丸1日かけて遺跡を巡ります。
まず、周りを塀で囲まれた『大運動場』から。
中に入ると緑の芝が広がっており、とても広さを感じます。
施設内には、展示物がたくさんありました。
印象に残ったのはパンと
サイコロ。
以前スロバキアの古城でもほぼ同じでデザインで同じサイズのものがあったのでとても印象的。
綺麗な庭のある『ヴェヌスの家』では建物の名前の由来となったヴィーナスが描かれた壁画。
ポンペイには多くの壁画が残ってました。
野良犬もたまに見かけます。笑
『ノチェーラ門』から出るとそこにはたくさんのお墓があり墓地となっていました。
ポンペイは葡萄の栽培も盛んだったのか葡萄畑がたくさん再現されてます。
『ノチェーラ門』の近くには有名な『避難者の菜園』があり、石膏になった被災者たちが安置されてました。
最後の瞬間があまりにも生々しい光景は、今でも写真を見ると心苦しくなるものでした。
ポンペイの建物の壁画にはたくさんの動物を見つけることができます。
掲示板として使われていた壁もところどころで発見。
綺麗な大理石がしっかりと残っているところも。
ここは居酒屋だった場所ですが、奥にはポンペイの赤が使われた壁画があり目にとまりました。
壁も装飾が一部綺麗に残っている建物があり見学。
とても繊細で美しいデザインでした。
街の中心辺りの高台からですが、建物がひしめきあっているのがわかります。
これが広大な敷地に広がっているので全てをまわるのには時間がかかります。
次は『スタビアーネ浴場』を見学します。
2つの浴場と水呑場、それに
床暖房までしっかりと完備されていたそうです。
ちゃっかり素敵な天井の壁画でした。
ポンペイでは壁画だけでなくモザイクタイルもたくさん見ることができます。
玄関のスロープに''猛犬注意''というこのようなモザイクタイルが各所で見受けられました。
これも実は、
モザイクタイル。
これを見つけたら『牧神ファウヌスの家』です。
ここには、高校の世界史でお世話になった"イッソスの会戦図"がありました♪
ダレイオス1世と
アレキサンドロス大王です。
この図は今でもしっかり覚えており、ここから発掘されたと思うとレプリカながらとても興奮しました。
開けた場所『フォロ』と呼ばれる多目的広場にやっと辿り着きました。
一番観光客が多く、いろんな施設がこの周辺に集まってます。
奥にはこの街を滅ぼす原因となった火山『ヴェスーヴィオ山』が見えてます。
フォロにあった銅像ですが、
よく見ると不気味。
顔にミイラみたいな巻物をしている人や、
胸から人の顔が出ている人が。。。
また、あえて顔半分がないのか欠けたのかよくわからず、とても奇妙な銅像でした。
『フォロの浴場』では壁にこんな石像があります。ここは脱衣場で、この石像と石像の間の隙間に衣服を置いたそうです。
ここ『バジリカ』は、裁判や会議、集会などで使用された場所です。
『フォロ』からだいぶ離れ、街のはずれの『秘儀荘』まで来ました。
ここの家の壁画はポンペイの赤を使ったものが多くとても鮮やかで保存状態もいいものが多く感じました。
この壁画はディオニッソスの秘儀という信仰への入信の様子だそうです。
この家の窓に扉が残ってました。
ポンペイの街を歩いているとこのようなパン屋がいくつかあります。
有名な犬の石膏がたくさんの石膏と一緒に安置されてました。
この机の足が面白い。
動物の足になってます。
ポンペイには保存状態の良い綺麗な壁画がたくさんあり、それも見所だと思いました。
石柱が綺麗に並ぶここの隣には、
半円形の『小劇場』があります。
音響効果が良いそうで、手を鳴らす人がたくさんいました。
近くには『大劇場』もあります。こちらは遠くから見るのみでした。
夕暮れも近づき静かになります。
高台から街を眺め、
最後に『円形闘技場』へ向かいます。
夕日に照らされてよりオレンジ色に。
アレーナを自由に歩けるのはすごい。
形もしっかりと残っており当時の様子が垣間見える気がしました。
内側の石壁の上に彫ってある文字が残っていることから保存状態の良さが感じられました。
スタッフに追い出される形で円形闘技場をあとにします。笑
営業時間ギリギリまでつかって、入れるところはなんとか全部見学しポンペイをくまなく観光できました。
before
砂利道を1日中歩いた足はとても汚くなりました。笑
after
もちろんしっかり洗いました^^)
車窓から綺麗な夕日を見ながらナポリへ。
ヴェローナ
ヴェローナ・・・シェイクスピアの『ロミオとジュリエット』の舞台となった街。市街地の中心にある巨大な古代ローマ時代の円形闘技場『アレーナ・ディ・ヴェローナ』はコンサートやオペラ公演の会場として有名。
オペラを見ようと思いヴェローナに少しの間滞在。
アレーナでは夏の期間限定で屋外オペラを楽しめるということでやって来ました。
昼間にホテルから近い範囲を散策してみました。
一際目立つ橋が目に入り通ってみました。カステルヴェッキオ橋というお城に付随する橋。一度全て破壊されて再建した橋だそうですがとても魅力的な橋でした。
丘の上に立派な建物が見えましたが、遠そうだったので行くのは諦めました。笑
そしてこれがアレーナ・ディ・ヴェローナ。
遠目でも迫力があり存在感抜群。周りをぐるりと歩いてみます。
ここだけ外壁のアーチが残っていました。もともとはぐるっと一周このアーチがありましたが地震で倒壊したそうです。ということで貴重な外壁。
周りにはたくさんの舞台道具が置いてありました。右側の2つの塔は自分が見る『トゥーランドット』で使うものです。
すごい量でした。
それもそのはずで、夏場限定の屋外オペラはほとんど毎日公演があり、内容も日替わりなので
これだけの量になります。
アレーナの前の空いてるスペースにもエジプト系の舞台道具が。
自分としては明るいうちにこういう道具を見られるのはとても良いなと思い、たっぷり楽しませてもらいました。
料理がですが、ヴェローナはお米が美味しいと聞いてポルチーニ茸のリゾットを注文。
驚きました!日本のお米とほとんど同じ。粒も大きくてとても美味しく頂きました。
料理はこれも頂きました。おっきな海老を使ったパスタ。値段相応の美味しさでした。
『トゥーランドット』公演の日の夜ですが
雨が降っちゃいました。。。
屋外オペラなので、演奏する楽器が濡れるのは絶対にNGということでほんの少しでも雨が降っていたら中止です。
ただし、雨が止むまで一時中断や時間の延期などの措置はあります。
それでも開演近くになるとたくさんの人が入ってきました。
雷が近くに落ちる程の雷雨でしたが、奇跡的に開始時刻の9時半直前に止み、夕焼けも見えました。
この日は綺麗な満月も顔を出し、公演直後は一方は夕焼け空もう一方は満月という自然の演出付きでした♪
オーケストラが準備している最中から舞台の劇は始まります。もちろんサイレントですが。
席からは舞台が近く間近で見られたのはとても幸運でした。
普通字幕は前の座席の背の部分にありますが、ここは舞台側の誰も座っていない客席の左側と右側の一番上にありました。
『トゥーランドット』の舞台、中国の紫禁城をバックに広いステージが作られ、そこを埋める百人を超える役者の歌声に圧倒されました。
『トゥーランドット』は聞いたことありましたが、劇と歌声を合わせるととても中国風な曲調に聞こえてきました。オーケストラの演奏だけだとそうは感じないのにすごく不思議でした。
この閉幕後のなりやまない拍手と会場の一体感がオペラの醍醐味の1つだと思います。
なかなか会場を去るのが名残惜しかったです。
ということでギリギリまで残ってました。笑
舞台のセットはこんな感じ。
名残惜しくも退場。ここは、自分が入場したゲートです。13番ゲートと書かれており、驚くのはゲートナンバーが70番まであること。ただ、この公演では全ては使っていません。
ライトアップされたアレーナも綺麗でした。
帰りに素敵な時計を写真におさめました。
ちなみに時計は素敵ですけど、時間は狂ってます。笑
ドロミーティ山塊 トファーナ山群
トファーナ山群・・・コルティナの街の西に連なるトファーナ山群。ドロミーティを代表する3つの山から成っており、最高峰はトファーナ・ディ・メッツォで3244m。
滞在しているコルティナからロープウェイがでているトファーナ山に今日は向かいます。
天気は朝から快晴。
奥に見えている山がトファーナ山。
今日はこのロープウェイにお世話になります。
ロープウェイは2回乗り換えをして頂上付近に向かいます。
1つ目の乗り場からは頂上は見えません。
時間が経つにつれて雲がでてきました。
このロープウェイはすごい早さで上がっていきます。
3つ目のロープウェイは雲の中を通って頂上駅へ。
頂上の駅は雲で隠れてましたが、山頂は晴れています。左側の山のてっぺんが山頂3244メートルです。標高としては50mほどですが険しい道が続いています。
すぐに右側にトファーナ・ディ・ローゼ3225mが見えます。
山の半分で上手に雲が切れてます。
分かれ道を左に向かいトファーナ・ディ・メッツォを目指します。
雲との境目を歩いて行きます。
頂上までは崖すれすれを歩きます。
足場は砂利が多いので滑らないように気を付けながら、、、
ここをよじ登れば頂きです。
あの十字が目印。
この斜面はけっこうビビりましたが登ってみたら意外にそうでもなく、
無事トファーナ・ディ・メッツォ登頂できました^^)
ケルンと奥にはトファーナ・ディ・ローゼ。
さっきは右側が雲に隠れてましたが、しっかり見えてます。
周りの山を見下ろせて気持ちが良いです。
谷底にはエメラルドの雪解け水がたまってました。
雄大な岩山、
マッターホルンみたいな山。
反対側にはまた違った景色が望めます。
平らな高地もありました。
頂上でゆっくりと景色を楽しんだ後、途中まで降りて分かれ道を反対方向に進みます。
さっきまでいたトファーナ・ディ・メッツォを反対側から見ることができます。
本当にどの角度から見てもピラミッドみたいな形をしてます。
ここでも景色を楽しみゆっくりとロープウェイ乗り場まで戻ります。
山道でかわいい花を見つけました♪
帰りは雲が晴れロープウェイ乗り場が見えてました。こうして見るとなかなか怖いところに施設が建ってます。笑
行きは雲で見えませんでしたが、ロープウェイはなかなか急な下り。
1つ下のロープウェイ乗り場で降りてランチ♪
ここから歩いても行けるようになってます。
美味しくて、安くて、ボリュームのあるピザを注文。
チーズとトマトベースに、アンチョビと山菜?的なものが入ってました。アンチョビの塩辛さでビールがすすみます。
最後のロープウェイから小川が見えました。
行きは全然気にしていなかったのですが、水の色が不思議な色をしています。