ブリエンツ ロートホルン鉄道
ブリエンツ・ロートホルン鉄道・・・1892年に開通した歴史ある鉄道。スイス国内でも数少ない蒸気機関車による運行は鉄道ファンを魅了している。また、静岡県の大井川鐵道と姉妹提携を結んでいる。
ユングフラウ地方最終日のこの日、少しだけ足を伸ばし鉄道でブリエンツまで向かいます。
ブリエンツでブリエンツ・ロートホルン鉄道に乗り換えます。
ブリエンツ・ロートホルン鉄道はユングフラウトラベルパスが使えないのでチケットを買いました。始発は割引があり、かなりお得に往復チケットが買えました。
安全の為、この車体の傾いた蒸気機関車に後ろから押してもらう形で標高差1678mを登っていきます。
結論から言うと、この鉄道は今まで乗った登山鉄道の中で一番よかったです。
ここまで標高差を感じられる鉄道は初めてです。
とにかく鉄道からの眺めが良いです。
そして上まで窓が開いてくれる車両とゆっくりと進む鉄道は写真を撮ったり景色を眺めるのには最高。
やっぱりここにも牛はいます。
あと、面白いのは手動でレールを変えること。
なので途中で列車を停めて、車掌が線路上に降りてレールを変えます。
一時間程かけて終点駅に到着。
ブリエンツ湖の特徴的な水色が綺麗。
ブリエンツ湖の向こうには今まで近くで見てきた山々が連なります。
ブリエンツ湖とは反対側の景色は低い山が多く異なる景観を楽しめます。
続く道を行くと山の頂上まで行けます。
360度見渡せるビュースポットがありました。
先には湖があり、トレッキングコースが続いてます。
頂上までは駅から20分ほどで来れ、とてもお手頃なトレッキングコースでした。
途中には眺めの良いレストランもありました。
トレッキングコースや駅からは眼下に蒸気機関車が上ったり、下るのを見ることができます。
今日は鉄道がメインで来たので、車内が混まないうちに帰ります。笑
安全の為、帰りは機関車が前から引っ張ります。
トンネルもいくつかあるのですが、帰りは煙が充満したトンネル内を窓を開けて進むので少し辛いです。
こんな感じ。
のんびりと景色を楽しめるロートホルン鉄道を満喫しました。
だいぶ早く切り上げて来たので、ブリエンツ湖をフェリーで楽しむことに。
ユングフラウトラベルパスにこのフェリーも付いているので無料で乗船。
ブリエンツの港をあとにします。
一番右のはげた山が先程までいたところ。
とにかく綺麗な湖の色ですが、見る角度や天候で色が変わり、移りゆく湖面を見るのも楽しい。
ライン川クルーズを思い出す、美しい建物。
目的地はインターラーケンオストなんですが、いくつか小さな街へも寄港します。
可愛らしい街も多く、全く退屈はしません。
ブリエンツ湖は長細く、湖の端の街ブリエンツから反対側の端の街インターラーケンオストまでは1時間程。
湖畔にはこのような小さな舟屋がたくさんあるところも。
ハルシュタットを思い出しました。
最後にこの橋の下をくぐりインターラーケンオストへ。
インターラーケンオストからは鉄道でラウターブルンネンに戻り、ユングフラウ地方最後の夕食を。
行きつけの店Restaurant Oberlandでラクレットのフォンデュを頼みました。
美味しかったのですがもっとポテトが欲しくなりました。笑