ヴェネチア
ヴェネチア・・・ヴェネチア本島は100以上の島々が、およそ400の橋と150を超える運河で結ばれている。本島以外にもラグーナヴェーネタ(ヴェネチアの潟)には多くの島が点在しており魅力的な島もたくさんある。
ヴェネチアに3日間滞在して本島と周辺の島々を観光してきました。
初日は夕方に着き、夕日に染まる綺麗なヴェネチアを散策。
ヴェネチアといったら細い路地のように小さな運河がたくさんというイメージ。
電車の長旅でお腹も空き、楽しみにしていたイタリアでの食事。
夕食は魚料理♪ムール貝とアサリのソテー。
一緒にハーフの白をもらいました。
パスタ♪海老とポルチーニ茸のパスタ。
最後に、タコの料理を頂きました。
今まで旅をしたドイツ、ハンガリー、セルビア、スロバキア、オーストリアとは食文化が大分違いました。
久々の味変に大満足♪
チェックを要求すると小菓子とリモンチェッロが来ました。
アルコール度数を感じるパンチの効いたリモンチェッロを飲みきれませんでしたが、とても美味しいものでした。
夜の小運河は昼間とは雰囲気が変わり、とてもロマンチック。
翌朝はヴェネチア本島をぐるりと回ることに。
気が付いたらヴェネチアで一番大きな病院の中に入ってしまいました。
見た目からは想像できず大聖堂かと思って入ってしまいました。
その隣の運河には救急用の船がありました。
ヴェネチアは車がないかわりに船が主な交通手段。
ヴェネチアで一番賑わいのあるサンマルコ広場周辺に来ました。さすがハイシーズンだけあってすごい人。
橋の上は満員電車状態。笑
この辺りは海に面しているので離島が見えます。
サンジョルジョマッジョーレ島の教会です。
ヴァポレットという水上バスで5分程の距離です。
もう少しこの辺りを散策すると形の綺麗な聖堂が。
サンタマリアデッラサルーテ聖堂です。
この辺は本当に人が多くて疲れます。笑
街の外れに向かいます。
ゴンドラ、さすがに一人では乗る勇気なかったです(^-^;
本島の東側のカステッロ地区に向かう途中の賑わいの少ない道で美味しそうなAl Vecio Cantonという店を発見。
壁には日本人向けのチラシがあり、どうも雑誌とかに載ってるみたい。
店名のついたピザを注文。
見た目はシンプルですがとてつもなく美味しい^^)
こちらではアペロールを炭酸で割ったスプリッツァーが食前酒の主流みたいです。
初めて飲みましたがすごく気に入りました。
この後ヴェネチアではアペロールのヘビロテ。笑
あらためて東に向かいます。
小運河と小運河の合流地点。
パノラマ撮影みたいに見える写真が撮れました。
絵画風。
こんな様な絵画がサンマルコ広場近くでたくさん売ってました。
街のはずれはまた雰囲気が違い、人も少なくて落ち着きます。
思った以上にヴェネチアは広く感じました。
次はヴァポレットに乗って離島まで。
気持ちの良い風と景色を眺めながらヴェネチアの外周を船でまわるのはお勧め。
少し遠くにリド島が見えます。
空港のある長細い島です。
サンミケーレ島。
海に浮かぶ墓地です。島全体が墓地になってます。
こちらも船が停まり島に入ることができます。
ヴェネチアにはこのような干潟がたくさんあり、浅瀬の場所もたくさんあるようです。その為、船が浅瀬に乗りあげないように航路が木の杭で標されています。
ここ、ムラーノ島で降ります。
ヴェネチアングラスはここ、ムラーノが有名です。実はムラーノグラスとも呼ばれてます。
離島の方が人が少なく落ち着いていました。
ムラーノ島は中くらいの運河が数本流れているのみで本島とは街の雰囲気も違い、開放感もあります。
ムラーノガラス美術館に入ります。
ウイスキー用の瓶とワイン用の瓶。
どちらもお気に入りで写真を撮らせてもらいました。
他にもたくさんのガラス作品が展示してあり2時間程かけてゆっくりと見学。
ムラーノ島こんなに晴れてたのに、ブラーノ島に着いた途端に雷雨。
とりあえず、飲食店の軒下に入り雨宿り。
雨、雷がひどく、時間もおそく20時頃だったのですぐに本島にリターンしました。笑
本島近くで晴れ間が見え、夕焼け空になりました。
夕焼け空も綺麗ですが、あの黄色い救急船舶が通りました。イタリアの救急車と同じサイレンでした。
とりあえず、宿の近くでご飯。
名物のイカスミパスタ。
今までで食べたイカスミパスタの中で一番!
名物の海鮮フライ。
普通でした。笑
ソースなどはなく、素材の味を楽しむ感じ。
それでは夜の観光。
カナルグランデに架かるリアルト橋。
この橋は両サイドにお店が入ってます。
橋の上からはヴェネチアの夜景。
個人的には運河の右側の夜景が好み。
この後サンジョルジョマッジョーレ島に行きました。
ヴェネチア本島の夜景を離島から楽しむためです。
綺麗な夜景に見とれて写真は撮り忘れました。笑
すごいのは、ヴァポレット(水上バス)が深夜まで動いていること。
もっと言うとナイトヴァポレットがあり24時間ヴァポレットが出てました!
離島から0時近くに帰りましたが、まだサンマルコ広場は賑わってました。
音楽を聞きながらお酒を楽しむ贅沢な人を見ながら宿へ。
明くる朝は早朝スタート。
すぐにブラーノ島に向かいます。
今日は快晴で雷雨の心配なし。笑
ブラーノ島到着。
この島はカラフルな家が特徴です。
いろんな色があります。
個人的には黄緑が好きです♪
この街のすごいところは、街の端から端までカラフルなところ。
細い路地だってカラフル。
そんなに大きな島ではないんですがどこまでいってもカラフルでした。
街の幼稚園が唯一落ち着いた色をしてました。笑
カラフルな家がずらーと並んでる景色は圧巻。
ピサの斜塔に負けないくらいの塔を発見。
この写真だと傾き具合がよくわかります。
このブラーノ島はカラフルな家だけではなく、レースが有名です。
たくさんのレース屋さんがありました。
時間もあり写真で遊んでみました。
実物に見えませんか?
すべて水面に映った風景です。
波もなく実物に近い輪郭になりました。
アニメのキャラクターみたいに見えませんか?笑
これは逆に波があり輪郭が揺らめいてます。
ちなみにこれが水面に映った建物です。
ブラーノ島を満喫して次はブラーノ島から橋で渡れるマッツォルボ島へ。
橋1つで繋がっているのですが、家の色など街の雰囲気が全然違います。
小さな島なのですぐに島内を1周できます。
ヴェネチアっぽくない緑が広がっている敷地。
ここはVENISSA ワインリゾートといってヴェネツィア共和国時代の白ワインの復活を目指す葡萄畑プロジェクトとしてでき、かつて大洪水で壊滅状態になったヴェネチア原種の葡萄「ドローナ」を島内に植えて繁殖に成功した施設です。
敷地内ではその貴重な葡萄を見ることができました♪
一般的な葡萄に比べて細長く実をつけ、
太さがありました。
併設されたレストラン。
本当は入りたかったです(..)
次はトルチェッロ島へ。
トルチェッロ島はヘミングウェイゆかりの地で、ここに数ヵ月滞在したそうです。滞在したホテル兼レストランも残っており、今でも利用できるそうです。
島には大きな教会が2つあり、1つはこのサンタフォスカ教会。
隣に639年に建てられたサンタマリアアッスタンス教会。
日本は飛鳥時代、大化の改新が起こる少し前に建てられた教会。歴史を感じます。
塔の上まで登ってみます。
階段ではなくスロープがありぐるぐると登っていきます。
ヴェネチアはもともと湿地帯だったそうで、頂上からは湿地帯が見渡せ昔のヴェネチアの風景を垣間見られた気がしました。
トルチェッロ島はヴェネチア発祥の地と言われ、かつては2万人程が暮らしていたそうですが、現在は全くその面影はありません。
メインの一本道をはずれると手付かず自然が広がっています。
長閑な風景も見られます。
一面に植えらているこの木がなんなのか気になりました。
悪魔の橋。名前は恐ろしいですが見た目は可愛らしい。手摺がないのが特徴的。
この島も観光するには大きくなく1時間半程でトルチェッロ島をあとにしました。
ヴェネチア観光満喫です♪